【初心者】ロードバイク初レースはどんな種類のレースに出場するべき?

レース

ロードバイクに乗り慣れてきたらやっぱり、自分の普段のトレーニングの成果を発揮したい!他の人と競い合うのが楽しい!自分の現在の実力を確かめてみたい!と思いますよね。
しかし実際にレースに出場するとなるとわからないことばかりで不安だと思います。私自身も初のレースはどうすれば良いかわからないし不安だし、めちゃくちゃ緊張しながら申し込んだのを覚えています(笑)そこで今回は初心者がまずどんなレースに出場するべきなのか?ということをお伝えして行きたいと思いますので是非最後まで読んでいってください!

自転車レースは4種類に分けられる!

まず一口にレースと言ってもロードバイクのレースはいくつかの種類に分けることができます。
簡単に説明すると陸上競技の短距離や長距離のようなものですね!自転車レースではそれに加えて高低差(ヒルクライム)の要素も加えられます!
もちろんその人の能力によって、得意、不得意というものはあると思いますが、今回は初めてのレースということを考えておすすめできるものを紹介して行きます。

結論から言います。
初めてのレースは エンデューロ(耐久系)のレースに出るのがおすすめです!
とは言っても開催時期だったり、場所的にもむずかしい場合もあると思うので必ずこれに出ろ!という訳ではありません(笑)

ここからは4種類のレースに分けてそのレースの特徴や、初めて出場するにあたってのメリットデメリットをご紹介して行きます。

おすすめ度:★★☆☆☆ ロードレース

ロードレースは公道を利用し、自然の地形を利用して起伏に富んだコースが多いので選手には総合的な能力が求められます。日本では5~10kmほどの周回コースで開催されることが多いが、自転車乗りなら誰でも一度を走ってみたいような、ツールド沖縄やニセコクラシックなど大自然を楽しみながらラインレースを走れるものもあります!

ツールドおきなわを走るこんげん

個人的にはロードレースが1番楽しい自転車レースだと思います!自分の強みを活かし、逆に弱みを補いながら戦うために各選手・チームの作戦がぶつかり合う本当に面白いレースです。
しかし初めてのレース出場におすすめできるか?というと少し微妙なところです。
なぜかというと大会全体のレベルが高い傾向があるからです。
やはりロードレースなどは割と上級者が多く、また時間の関係上クラスを分けが細かくされていないものもありどうしても実力差が開いてしまいます。
また大規模に交通規制を行なってレースを行うため、どうしても地方でレースを開催することが多いです。
そのためアクセスが悪いというのも大きなデメリットです。初めてのレースで何時間もかけてレースに参加したのにすぐに集団から千切れてしまい、レースを降ろされてしまった。なんてことになったらもったいないですよね、、、


普段の練習からレベルの高いチームメイトとトレーニングしていて集団走行にも自信がある!という方なら問題ないと思いますが、少しでも不安がある方は初めてでの出場は避けておくのが無難ですので、他の大会で一度経験を積んでから参加するのがおすすめです!

ロードレースのメリット

  • さまざまなコースがあり楽しい
  • 本格的なレースを味わえる
  • 自転車レースに本気になれる

ロードレースのデメリット

  • 集団走行に技術が必須
  • 周りのレベルが高い傾向にある
  • 開催場所のアクセスが悪い

めちゃくちゃ楽しいけどレベルが高い傾向にある、初めての出場には避けておくのが無難!

おすすめ度:★★★☆☆ クリテリウム

クリテリウムは、短距離のコースを周回するもので、基本的にはコースの高低差が少なく、コーナーも多いためテクニックがあり平坦が得意な選手が強い傾向にあります。

大磯クリテリウムを走る必勝

一番のメリットはなんと言っても手軽に参加することができます。コース設営の規模もそこまで大きなくて済むので、交通のアクセスが良い場所でも開催されていることが多く、さらに大磯クリテリウムなど定期的に開催しているレースも多いため日程的にも参加しやすいのがメリットになります。毎月開催されているとそのレースをモチベーションにトレーニングも頑張れるのでどんどんレベルアップしていくことができます!
しかし普段道路ではない限られた範囲にコースを設営していることも多いため、幅が狭かったり、コーナーが多かったりと、何かとテクニックが要求されることが多いです。
また周回の距離が短いため、先頭から遅れると割とすぐにレースから降ろされてしまうということもあり、せっかく勇気を出して参加したのに最後まで走れなかった、、、という思いをすることも。

集団走行やコーナリングの技術も必要なので、初めてのレースという意味では少しハードルが高いかもしれません、、、
しかし大磯クリテリウムなどでは初レースの人のためにピュアビギナークラスではレースの最初の数周回は練習走行のようなものを実施してくれている大会もあります。このような大会であれば初めてのレースでも心配なく参加することができるのでそういった大会を探すのもおすすめです。何より初めてのクリテリウムで無理は禁物です!

クリテリウムのメリット

  • アクセスが良いので参加しやすい
  • 大会が多く参加しやすい
  • 観戦も楽しい
  • 定期的に開催している大会も多いためどんどんレベルアップできる

クリテリウムのデメリット

  • 集団走行に技術が必須
  • コーナーのテクニックも必須
  • 周回遅れになりやすい

気軽に参加しやすいので、しっかりと初心者をサポートしてくれる大会を見つけよう!

おすすめ度:★★★★☆ ヒルクライム

ヒルクライムは他のレースと比べると少し異質な種目になります。
平坦では前走車の後ろにつくことで空気抵抗を少なくし楽に走ることで、実力が上の選手とも対等に戦うことができます。しかし上り坂ではこのドラフティング効果をほとんど得ることができないので、シンプルなフィジカルのぶつかり合いになります。トレーニングやサイクリングで峠を登った時も同様ですが、ヒルクライムレースは完走した時の達成感がたまらないです!

三国峠を登る選手たち

ヒルクライムのメリットは何よりも落車などのリスクが少ないことです。走行技術に自信がない人はまずヒルクライムレースに出場してレースの雰囲気を味わってみるのがおすすめです!
ヒルクライムレースでもしっかりとレースの緊張感やスタート前のドキドキ感は味わえ、他の人と競い合いながら峠を登ることで普段以上の実力を発揮することが可能です。
また他の人と競い合うのはもちろんですが、毎年出場する恒例の大会を自分の中で決めて自分との戦いとして参加している選手も多くいます。
自分の実力が一年間でどれくらい成長したのかも分かり易いですし、何よりトレーニングのモチベーションになるのでおすすめです!
欠点ではありませんが、ヒルクライムは自転車レースとは別物!という人もいるほどヒルクライムは異質な競技です。良くも悪くも自分の実力がそのまま結果に出ますのでそこは競技として好き嫌いが分かれるとことです。

ヒルクライムのメリット

  • 落車などのリスクが少ない
  • 自分の実力が把握しやすい
  • 自分の実力をフルに出し切れる

ヒルクライムのデメリット

  • スタートが朝早い
  • スタート・ゴールの気温差に注意
  • ロードレースとはまた違った競技と言われることもある

自分の実力がを把握するにはピッタリ!走行技術に心配がある場合はヒルクライムでレースの雰囲気を味わおう!

おすすめ度:★★★★☆ エンデューロ(耐久レース

エンデューロはサーキットなどの大規模な会場を貸し切って行う場合が多いので、コースの環境的には幅も広く、路面も綺麗なので非常に走りやすいのが魅力です。ルールは基本的に<制限時間内にどれだけ長い距離走れるか><決められた距離をどれだけ早く走れるか>という2種類が存在します。

袖ヶ浦100kmサイクルマラソンを走る必勝

先ほども説明した通り、サーキットコースなどを利用してレースを行うためコース幅が広く、周回遅れになっても自分のペースでレースを続けられることが初心者にとって一番の魅力だと思います。また、制限時間や距離もかなり長めに設定されている大会が多いので初めてのレースをお腹いっぱい楽しむことができます。
集団から遅れてしまってもコース上にたくさんの人がいるのでペースの合う人を見つけて、一緒にゴールを目指したり、後ろからきた集団に合流したらりと、最初から最後まで通して楽しむことができます。
またチームでの参加(リレーのように交代制)も可能ですので仲間と一緒に参加すれば盛り上がること間違いなしです!基本的にピッドのような場所があるので疲れたら一旦休んでからまた走り出す!なんてことも可能なので自分のレベルに合った楽しみ方ができるのも魅力です!

デメリットとしては、スタート直後はさまざまなペースの人が混在しているため、かなり集団の中は不安定な状況になります。また、レース中もペースが違う人が一緒に走るので、コース幅が十分に広いとはいえ注意が必要です。基本的に大会ごとに速い人は右側/遅い人は左側などルールが決まっていますのでしっかりとルールを守って走れば心配要りません!

基本的にピッドのような場所があるので疲れたら一旦休んでからまた走り出す!なんてことも可能なので自分のレベルに合った楽しみ方ができるのも魅力です!自分の実力がわからない、、、という方、まずはエンデューロに挑戦してみてください。必ず楽しめるはずです!

エンデューロのメリット

  • 自分の力を出し切れる
  • 長い距離を走ることができる
  • しっかりとレースの楽しさを味わえる
  • 同じレベルの人を見つけて楽しめる
  • レースしながらどんどんレベルアップできる

エンデューロのデメリット

  • スタート時は集団の密度も高く危険
  • レース中も夢中になりすぎてルールを忘れないように注意が必要

自分のレベルにピッタリの楽しみ方ができる!さらにレースしながらどんどんレベルアップ!

まとめ

初めてレースに出た時の必勝(中学2年生)

この記事を読んでくれた方は初めてのレースに挑戦したいけど不安。という方だと思います。先ほど説明した通り初めてのレースはめちゃくちゃ不安だと思います。しかし自転車レースはめちゃくちゃ楽しいです!会場などでもタグの付け方など不安だなと思ったら大会のスタッフさんや、近くの選手に聞いててください!みんな自転車大好きな仲間なので快く教えてくれるはずです!初めてのレースで結果を残したいと思う気持ちはわかりますが、初レースは無事に完走するだけで優勝です!ですので、まずは安全に走り切ることを目標に気軽にレースを走ってみてください。
あなたの初レースが上手くいくことを願っています! 

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